笑菱会 知る人ぞ知る

佐賀 夢咲落語会の席亭をしています。

第20回夢咲落語会、大盛況でした❕

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第20回夢咲落語会 プログラム

暑い中、オリムピックの中でどれだけのお客さんが来てくれるのだろうか。期待と不安の中、前回と同じように140人ほどのお客さんに早くから来ていただきました。(感謝!)

 

20回目となる今回は口上あいさつ、会長代役として笑酔さん漫談タキシードで登場、笑酔節で会場を温めて、しかも時間通りにピタッと合わせるところなんざぁ、さすが元教師。(?)有難うございました。

「道潅」‥‥久しぶりの高座、病み上がりとは思えぬ相変わらずの声の張り。登場人物のキャラクターも明るい、会場の雰囲気が自然と和やかになります、さすが。トンパツのお役目good job!

「熊の皮」‥‥飄逸な語り口調で人のいい甚兵衛さんとそれを取り巻く人物とのやり取りをユーモラスに演じる熟練の味がすばらしい。こういう落語は年季がやはり必要だな。

「もぐら泥」‥‥今回は泥棒ネタ、あまり演る噺家さんも少なく泥棒の仕草が難しい。ココを上手く演じながら秀逸のオチへ。隣家の生徒さんが面白かった、私もやりたい‥と、まだ早い。!(^^)!  一丁ワールドで味わいのある噺でした。

湯屋番」‥‥三鶴さん、若旦那ネタで覚醒!落語大楽の生徒さんから面白かったと絶賛の声がありました。リハーサルとは違って本番の方はダイナミックな演出になっていました。

「替り目」‥‥リハーサルではまだ噺の途中まで、大丈夫か。しかし本番となれば座布団に座っただけで笑いが取れる佐賀の志ん生。どこまでが演技でどこからが本当に忘れているのかわからないがとにかく可笑しい。

「三年目」‥‥今回は人情?怪談噺に挑戦。秀逸のまくらで会場を爆笑の渦に包み本題へ。本来はあまり笑いやくすぐりはないがお客さんが笑いを期待して笑ってしまう状態に。名人芸でした。

また、会長の代役として口上あいさつの笑酔さん、時間通りにピタッとしかも会場を温めて有難うございました。

今回、私はお休みでした。次回は11月21日(日)です。またのご来場をお待ちしております。 テケ・テンテンテン!