笑菱会 知る人ぞ知る

佐賀 夢咲落語会の席亭をしています。

第22回夢咲落語会、大盛況、有難うございました❕

第22回夢咲落語会

今日は我が家の近所のさくらも満開です。

 

先週土曜日の第22回夢咲落語会もおかげさまで盛会でした。

当日、朝からの雨でお客さんはどれくらい来てくれるかなと心配しましたが、有難いことに公式発表134名とたくさんのお客さんに足を運んでいただきました!しかも新規の方も多かった、感謝、感謝。

 

開口一番 笑菱会新会長のさい生さんのご挨拶で始まりました!

 

近日息子(らんず) 妙な機転を連発する息子殿を明るく楽しくテンポよく演じ、お客さんを惹きつける。オチに近づくにつれ笑いが大きくなっていき、最後は見事にストン。気持ちよく落ちました。ただの座布団返しのおねえさんではない!

 

穴どろ(一丁) 泥棒が赤ん坊をあやす仕草は本当に赤ん坊がみえた、さすが!とお客さんの声あり!玄人受けのする江戸前の落語こそが一丁ワールド。今回も存分に発揮しました!

 

死ぬなら今(風太郎) 落語やります!で始まった逆さオチ、お彼岸でタイムリーなネタ!噺中、はめものもでこだわりの演出!おかげで会場はドッカン、ドッカンの大受け。風太郎ワールド爆発でした!

 

長屋の花見(さい生)前の演者が会場沸かしすぎ!さぞやり難かっただろうが、そこは新会長動じず、貧乏長屋の花見でのドタバタ噺を八代目三笑亭可楽のような芸風でやや抑え気味に演じる。さすが新会長!中トリの風格、落語通にはたまらない!

 

浮世床(三鶴) 湯屋番に続き、色っぽい女性が出てくる妄想話に振り回されるドタバタの笑い噺は三鶴さんの十八番になりつつある。鼻にかかった声で演じる大妄想にお客さんも思わず大笑い、芸の域がますます広がる!

 

子別れ(牛〇) 子は鎹(かすがい)、人情噺の代表作。志ん朝ばりの明るさとテンポで笑いをとりながら、親子の情愛をしんみりと聴かせ、観客も感動の涙!さすがさすがの大トリでした。よかった、よかったでお客さんを見送りできました!

 

皆で写真を撮り、ちょっとだけ反省会。帰るころは、私たちの心同様、すっかりいい天気になっていました。佐賀を笑いで元気にする!少しはできたかな。

次回は8月20日(土)です。