笑菱会 知る人ぞ知る

佐賀 夢咲落語会の席亭をしています。

第35回夢咲落語会 台風接近の中 大勢のお客さんに参加いただき有難うございました

風30号が迫る中、本当にお客さんが来てくれるのだろうか、噺も仕上がっていないので中止しようかと心配しながらの開場でしたが、蓋を開けてみるといつも通りの常連さん達の顔、顔、顔に急にやる気が出てきました。公式発表112名の参加いただいた皆さま誠にありがとうございました。

 

らんずさんの諸注意と佐賀大学2年生神家一蝶(かんのや いっちょう)のめくりで開幕しました。

 

「花色木綿」(らんず)‥‥爽やかな口調で間抜けな泥棒さんと大家さんの軽妙でコミカルなやり取りが会場を沸かす。らんずさんファンにはこの心地よい声と口調がたまらないらしい。毎回出てほしいとお客さんからの声は絶えない。

 

「町内の若い衆」(万圓)‥‥1年ぶりの登場。万圓さんの演じる男まさりの太った女将さんをみて「私の女房を思い浮かべるようで実に楽しかった」と嬉しいコメントありました。メリハリの利いた口調でテンポよい噺となっていました。

 

「目黒のさんま」(助々)‥‥落語絵本にもあるポピュラーな噺、この時期の定番でもありますが、演ってみると実は難しいことがよくわかりました。今日のお客さんの積極的な笑いに助けられたとホッとしていました。

 

「夢の酒」(一丁)‥‥単なる夢の話のことで家族みんなが大騒ぎ。江戸の情緒と香りを会場に漂わせるキレのある口調と丁寧な仕草は見ている人をグッと惹きつけていたに違いない。完成度の高い噺を会場のお客さんは堪能していました。

 

「長短」(粋夢)‥‥気の長い人と気の短い人との掛け合いの妙。粋夢ワールド炸裂!独特の表情と間と仕草でお客さんの心を惹きつける。饅頭をじっくりとゆっくり食べる顔芸に会場からは笑いと拍手が同時に起きていました。誰も真似できません。

 

「幾代餅」(牛〇)‥‥皇族のまくらで身分の差を強調しながら噺の本題に入っていく工夫は見事でした。人情噺ではあるがほどよくサラッとテンポよく噺を運ぶ展開は会場のお客さんをビシッと惹きつけて後味の良い噺となっていました。

 

次回は1月30日(土)に場所は同じくメートプラザとなっております。

なお、一部の方においてメール送信ができない状況がありました、次回はハガキにて案内をさせていただきたいと思います。

第35回夢咲落語会のご案内です。

9月も中旬となり季節の変わり目を感じるこの頃です。体調管理に気をつかいながらの日々の暮らしに自分の老いを感じています。

さて、35回を迎えます夢咲落語会も笑菱会メンバーみんなで笑いの素をお届けします。今回は遠来組も2名も出演、久しぶりの演者もいますので是非楽しみにしてください。10月25日(日)、場所・時間はいつも通りメートプラザで13:40開演です。

第34回夢咲落語会は、おかげさまで大盛況でした! ありがとうございました。

第34回夢咲落語会は梅雨の晴れ間となり、公式発表165名の大盛況でした。

今回は遠方からの初参加のお客さんも多く、嬉しさのあまり打ち上げではノンアルコールでそのまま車で帰るつもりでしたがいつの間にか生ビールを飲んでしまい翌朝また佐賀に来ることになってしまいました(笑)

 

「悋気の独楽」(三鶴)‥‥開口一番のお勤め。本人は「いつも最初に上がる風太郎さんの偉大さがわかりました」と言いながらもしっかりと会場を沸かし、寄席の流れを作るところはさすが三鶴師匠。定吉と女将さんのやりとりは実に滑稽で暖かい笑いに会場は包まれました。

 

「河童の河太郎」(こや志)‥‥二番手は上方落語。とは言いながらも噺は実にファンタジックなストーリーでなんだか不思議な世界観を感じたのは私だけではなく、会場のお客さん方も同じだったのではないでしょうか。高座を降りる姿が不思議にも陸に上がった河童のようにも見えてしまったのは私だけでしょうか。足腰鍛えるように言っておきます。

 

「初天神」(銀馬)‥‥大牟田の大応援団が会場に控える中、今回も金坊のキャラクターを存分に生かした演出と団子の蜜をなめ上げる仕草で会場を沸かした。食べる所作は天下一品、さすがは銀馬師匠との声があったが大牟田の身内からはさらにに高みを望むするどい批評もあったとか。

 

「星野屋」(蛇姉)‥‥中トリは遠来組の蛇姉さん、星野屋の旦那とお妾さんの本心の探り合い、いわば狐と狸の騙し合いをテンポのよい語り口でお客さんを噺の中に引き込み、会場は心地よい笑いに包まれた。いつも通りの熱演で持ち時間は4分しか(?)オーバーしなかったので打ち上げでは酒の肴になっていました。

 

「やかん」(ぱん駄)‥‥中国に帰ったはずのパンダが久しぶりに佐賀の地へやってきて唯一無二のぱん駄落語で会場を笑いの渦と化してあっという間に帰ってしまった。パンダではあるがその人間味あふれる語り口と時勢を捉えたクスグリは絶品であり、多少のセリフの間違いは何のその、その勢いときたら圧巻の面白さで会場を沸かした。

 

「子は鎹(かすがい)」(さん酔)‥‥40分にもわたる長編の人情噺ではあったが、お客さんを飽きさせることなく登場人物をきっちり丁寧に演じ分け、笑いと涙で会場を引き込み終わったときにはお客さんが「うーん!」と唸るような素晴らしい高座だった。さすがはさん酔師匠、ホロリと来る人情噺が冴えていました。

 

今回は佐賀新聞のイベント開催の欄にも掲載されたせいか、初めてのお客さんも多かったようでした。次回もマスコミ関係への情宣活動をしっかりして行こうと思います。

次回は10月25日(日)いつも通りメートプラザ佐賀にて13:40の開演でお待ちしております。

また、地域の公民館にも依頼があれば喜んでいきますので、出前寄席の依頼は、さい生会長(齊藤:090-3190-9170)まで連絡下さい。