笑菱会 知る人ぞ知る

佐賀 夢咲落語会の席亭をしています。

第27回夢咲落語会 おかげ様で盛況でした! 皆様に感謝! 能登へも届け!

第27回夢咲落語会 プログラム

 

報告が遅くなりました。第27回夢咲落語会、あいにくの雨の中お客さんの出足が気になるところでしたが、おかげさまで120名の参加を頂き大盛況でした。皆様に感謝、感謝。

今回の落語会で寄付いただいた「笑い賃」から佐賀善意銀行を通して能登義援金36,1960円を送りましたので報告いたします。

今回の落語会は春の花見の噺あり、60年前の噺ネタあり、上方噺あり、トリに「死神」ありと実にバラエティに富む内容でした。

開口一番・「新聞記事」(風太郎)‥初高座の噺をくすぐりもそのまま60年前のままで演じたのですが、お客さんからは「60年前のネタとは思えない!とても楽しく聞かせてもらいました」と嬉しい反応がありました。

「堀之内」(三鶴)‥そそっかしい粗忽噺でご機嫌をうかがいました。「そそっかしさがうまく伝わってきます」と有難いお言葉を頂戴しましたが、本人はちょっと話が小さく一本調子になったかなと反省しきりのご様子でした。

「天狗さし」(こや志)‥久しぶりの高座で緊張もしたでしょうが、さすが相変わらずの迫力ある声と上方口調のテンポの良い明るい調子でお客さんの反応は上々。「とても上手。毎回出てください!」と本人が木に登ってしまうようなお褒めの言葉をいただきました。

長屋の花見」(らんず)‥テンポの良い江戸っ子のはきはきした口調で明るい長屋の住民の明るい生き様を面白く届けることができたようで「らんずさん、前からこんなに上手でしたか?」と進化を確認したようなお言葉がありました。

「熊の皮」(銀馬)‥長屋のおかみさんと甚兵衛が繰り広げる楽しい長屋噺。

銀馬さん得意の熟練の食べる仕草に「上手い!」お客さんは大喜び。甚兵衛のキャラクターも十分に表現できたようで「期待以上に素晴らしい、今日は銀馬さんがよかった」と嬉しいコメントがありました。

「死神」(牛〇)‥名作『死神』を大迫力で大熱演。会場からは「名人!佐大OBのエースで4番!」とスタンディングオベーションのような感謝の拍手が鳴り止まない状態でした。「はるばる広島から佐賀まで来ていただいてありがとう」と言われれば本人も来た甲斐がありますよ。さすが!

次回は7月28日(日)です。皆さんとともにこの会はあります。乞うご期待を!

第27回夢咲落語会のお知らせです。

第27回夢咲落語会

ご無沙汰しています。

2月は逃げるというようにあっという間に月末になりました。

さて、今回は第27回の夢咲落語会の案内です。3月23日(土)、開場13:10 開演13:40と中途半端な時間となっておりますが会場準備の都合で申し訳ございません。

今回は精鋭6人のメンバーによるバラエティに富んだ演題となっております。乞うご期待!

 

佐賀大学落語研究会創立60周年記念寄席 大盛況でした! !(^^)!

5年ぶりに皆で記念撮影!

60周年記念寄席プログラム

 土曜日の朝、12月とは思えないくらい青い空と陽気に包まれた中で記念寄席が始まりました。9時に集合、受付、会場設営、プロの出囃子と最終調整、10時過ぎからぞろぞろとお客さんが集まり始めたため5分ほど早く開場しました。

 第一部は「桃太郎」から始まり中トリは「時そば」、後半はプロによる長唄邦楽、「南京玉すだれ」で華やかな高座になりました。そしてトリは牛〇親子三代による出演で会場は朗らかな笑い声に包まれました。

 第二部は急きょ出番は「狸賽」から始まり中トリは「権助魚」で笑いは最高潮に!中入り後は会場のお客様と写真を撮るオリジナル企画、長唄と続き、トリの「試し酒」へと繋ぎ、時間通りに追い出し太鼓となりました。

 参加人数は延べ404名との公式発表。夢咲落語会の常連さんに加えて、今回は様々なメディアや口コミのおかげでたくさんのお客様に来ていただき、感無量の極みでした。厚くお礼申し上げます。今後とも引き続きよろしくお願いします。

 我々「笑菱会」のメンバーが「今回で最後かも‥」との思いで全国各地から駆け付けてくれました。こちらにも感謝です。

 次回の夢咲落語会はいつも通り、メートプラザにて令和6年3月23日(土)の開催となります。またのお越しをお待ちしております。

創立60周年記念寄席

11月に入ったのに暖かい日が続きますね。

さて今回は1カ月後に開催します佐賀大学落語研究会OB会「笑菱会」の創立60周年記念寄席の案内です。

この記念寄席は5年ごとに全国のOBが駆けつけて開催しており、ここ最近はプロの出囃子、長唄も織り交ぜて華々しく、お届けしています。また見る方は気軽に、楽しく、そして忍耐強く笑い続けて頂いています。

場所はいつものメートプラザではなく、県立美術館ホール、時間も第一部が11時開演となっています。

どなたさまもどうぞお覚悟召されまして、5年に一度のお祭りにお付き合いくださいませ。(笑)

第26回夢咲落語会 皆さんに支えられ、おかげさまで大盛況でした!

第26回夢咲落語会 プログラム

第26回夢咲落語会、小雨の中でしたが公式発表156名のお客さんにおいでいただきましておかげさまで大盛況でした。

 

座布団とめくり担当(らんず)‥心機一転、うららか亭らんずと改名し、遥かユカタン半島より取り寄せた浴衣を着て登場。明るいよく通る声で諸注意・場内アナウンス、それだけでファンを魅了せしめた。

 

両泥(万圓)‥待ってました!久方ぶりの若手ホープ登場。よく通る声で双子のパパとして立派に高座を務めました。オチはどっと笑いに包まれ、お客さんの笑い声でホッとしたのは本人だけでなく、周りの先輩たちも同様だったとか。次回もお楽しみに。

 

親の顔(さん酔)‥佐賀の顔が「親の顔」で久しぶりに高座へ上がる。これまでの滑稽噺、人情噺の路線とは異なり、元教員の経験をもとに教育現場のネタを落語にした新作でお客様のご機嫌をお伺い。独特の間でストーリーをダイナミックに展開、会場は終始笑いに包まれていた。さすが元会長!の声もアンケートに多数あった。

 

お菊の皿(牛○)‥ゆめタウンのモデルをまくらで振りながら牛○ワールドへ会場を誘う。幽霊のお菊さんのキャラクターを底抜けに明るく派手に演出、牛○ファンではない人もたまらない、安心して大笑いできる名人芸でした。60周年記念寄席では親、子、孫の三代での高座姿を披露だとか。お楽しみに。

 

酢豆腐(さい生)‥会長登場。玄人好みのさらりとしたテンポのよい江戸前の間と語り口!と思いきや、若旦那の演出はダイナミックでお客さんも大喜び。こんな食べ物どうやって食うの? 五感で味わうしぐさと顔の表情にまるで悲鳴のような笑い声が起きていた。さすが中トリ!と高評でした。

 

反対俥(一丁)‥今日の高座はいつもと違う。いつもの一丁ワールドを知る人はさぞかしビックリというくらいにダイナミックな落語でした! 時代考証はどこへやら、オチもひとつにとどまらず、実に大胆に、派手に、体力の限りを使っての熱演に会場は爆笑の渦が起きていた。新たな一丁ワールドの発見でした。

 

厩火事(三鶴)‥夫婦間の問題を面白おかしく、朗らにそして実に和みのあるホンワカとした笑いで会場を包み込んだ演技はさすが、本日のトリ! なんともかわいい女房を独特の間と表情で伝えきる、これは三鶴さんにしかできいないと周りを唸らせた。本人は「あーあ、稽古したのに」といつものようにぼやいていたが、あれだけの反応があれば十分でしょ!

 

アンケートでは、たくさんの叱咤激励有難うございました。我々の励みとなります。

今回、招待状をもらった本人がどうしても行けないので代わりに来ましたという方もいらっしゃいました、“無駄にはできない落語会”、そう思っていただけたのかなぁと皆で喜んでいました。

有難いことに常連のお客さんも多くなり、出前寄席の話もいただけるようになりました、嬉しい限りです!感謝、感謝。

 

次回は笑菱会60周年記念寄席となります。12月9日(土) 美術館ホールの予定です。

第26回夢咲落語会のお知らせ

第26回夢咲落語会のご案内

5月も後半、高木瀬小学校の校庭のセンダンの木も淡い紫に染まってくる季節となりました。

前回の3月の夢咲落語会からあっという間に26回目の落語会となります。そして暮れの12月9日には笑菱会の創立60周年記念寄席と続きます。

さて、第26回の夢咲落語会は6月25日(日)の開催となります。今回は開場が13:10、開演が13:40となっております。前回は時間より数分早く開演しまして一部のお客様よりお叱りを受けたことを反省して今回は時間通りに開演いたします、どうぞよろしくお願いします。大いに笑って頂いて演じ手も聴き手も共に幸せを感じる空間を作っていきたいと企んでおります。大勢の皆様のご来場をお待ちしております。

第25回夢咲落語会、大盛況、みなさま有難うございました❕

笑菱会の第25回夢咲落語会、公式発表172名のお客様に来ていただき大盛況でした。今回は席の制限もなく、最前列には着物姿の女性の方もいらっしゃいましてアットホームな寄席の雰囲気が戻ってきました。

 

たけのこ(銀馬)‥旬なネタ「たけのこ」でご機嫌を伺いました。銀馬さんの独特のホンワカな雰囲気に会場もホンワカした笑いに包まれ、本人が途中噺を忘れたことも気付かないお客さんがほとんどだったらしい。

長短(粋夢)‥この方が高座に上がるだけでお客さんは笑顔になってしまう。粋夢さんを楽しみに来る人が多い。気の長い江戸っ子と気の短い江戸っ子の掛け合いを独特の間と表情で会場を粋夢ワールドにして暖かい笑いを生み出していた。

金明竹風太郎)‥笑菱会の最重鎮がいつもの軽妙な語り口でまくらをふりながら、噺の中ではとても若々しい早口せりふと仕草をお客さんに見せつけ、思わず会場から拍手が起きていた。笑いを生み出すことに徹した名人芸は60周年記念寄席を楽しみにさせてくれた。

三方一両損(助々)‥席亭兼下足番が今回はチャキチャキの江戸っ子の噺に挑戦。ちょっと力が入り過ぎた感じもあったがテンポよく噺を運んでいく語り口で、南町奉行大岡越前によるお裁きの様子や江戸っ子の暮らしをお客さんに楽しく伝えることができていた。

権助魚(らんず)‥お店の女将さんと田舎者の権助の掛け合いをメリハリの利いたいい声と細かい演出で今日一番の笑いを会場内に起こしていた。らんずさんのファンが急激に増えてきている理由がわかるような秀逸な高座でした。

幾代餅(牛○)‥風格、声、テンポともにさすがの大トリ。幾代餅の由来をテンポよく演じ、会場を笑いに包みながら徐々に客席を江戸時代の吉原にタイムスリップさせていた。お客さんも幸せな気分で会場を後にされたのではないだろうか。

 

次回26回の夢咲落語会は6月26日(日)となります。また是非皆様お揃いで笑いに来てください。

本日も少数精鋭でなんとか落語会を開催できました!(^^)!