笑菱会 知る人ぞ知る

佐賀 夢咲落語会の席亭をしています。

第23回夢咲落語会 おかげさまで無事終わりました!

コロナが佐賀も収まらない中、今回の集客は100人を超えればいいかなと思っていましたが、笑菱会の人気も大したものです。地元スターの久々の登場とありまして、常連さんに加えてはじめての方も多く足を運んでいただきました。

その数、158名と驚く集客力でした。まさに命知らずのお客様(コラコラ!)

13:15の開場でしたが12:30頃からお客さんが入り始めまして、順調に準備を進め13:00には開場することができました。

らんずさんからのご案内、さい生会長挨拶を終えて予定通りに開演。

 

ぜんざい公社(銀馬)‥銀馬さんのとぼけ顔と登場人物が重なって、いつの間にか噺に引き込まれていく。お役所気質をユーモアたっぷりに演じて会場は笑いと和やかな笑顔に包まれました。

 

源平盛衰記 扇の的(牛〇)‥源平合戦の真相を神田伯山張りの語りで牛〇先生が名解説。要所要所で笑いをとりながら格調高い噺を展開。前回のがまの油の口上に続いて軍記物の噺、次回は釈台と張り扇で本格的な講談に挑戦か?

 

天狗裁き(さん酔)‥久しぶり登場のさん酔さん。これまでの路線とは違って滑稽噺にチャレンジ、駆け付けたさん酔ファンも大喜び。本人も原点回帰に手ごたえ十分のようでした。

 

阿武松(ぱん駄)‥今回お江戸から出張出演のぱん駄さん。久しぶりに高座に初めての方も、常連さんも、楽屋の仲間も大喜び。何を演っても「ぱん駄ワールド」、面白いこと間違いなし。本当にふしぎな(貴重な)存在です。

 

あくび指南(助々)‥あくびの落語とはなんだろう? 不思議に思った人、心配した人も少なくなかったが、本当にただあくびを連発するだけのシンプルなばかばかしい落語だった。顔芸シリーズが続きます。

 

禁酒番屋(粋夢)‥主任は地元の多くのファンを引き連れてきた粋夢さん。膝のリハビリ中とあって出番前にはおかかえの理学療法士さんに丁寧なマッサージを受けて高座に上がる。噺に入ればいつもの「粋夢ワールド」、大笑いする人、体を心配する人、噺を心配する人、いろんな人の思いをのせて無事オチまでいきました。達成感いっぱいの1日でした。

 

追い出し後も熱心にアンケートに答えて頂いている姿に感謝、感謝の1日でした。引き続きごひいきのほどを。

次回は11月26日(土)の予定です。