笑菱会 知る人ぞ知る

佐賀 夢咲落語会の席亭をしています。

第25回 佐賀夢咲落語会プログラム(表紙・演者紹介)

第25回プログラム

桜のつぼみも日に日に膨らみ、今週は開花予想。コロナマスクも13日からは解禁。

厚生労働省の指導に基づき、夢咲落語会もマスクと笑い声の大きさは個人の判断にゆだねることにしました。どうぞ大きな声で笑う準備をしてお出かけください。

大勢の皆様のお越しをお待ちしております。

第25回夢咲落語会(令和5年3月18日)のご案内です

東風吹かば 匂ひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ

前回の11月の落語会からあっという間に梅の花の季節です。定期落語会もあっという間に25回目、また笑菱会もあっという間に創立60周年とおめでたい年になりました。

第25回の夢咲落語会は3月18日(土)の開催となります。今回は諸事情により、開場が13:15、開演が13:45となっております。どうぞよろしくお願いします。大いに笑って頂ければいいなと思いながら出演者一同、猛稽古に取り組むふりをしております。大勢の皆様のご来場をお待ちしております。

第24回夢咲落語会 皆さんに支えられおかげさまで大盛況でした!

当日プログラム

 佐賀もコロナ感染が増える中、約130名のお客さんに来ていただきまして大盛況でした。

24回目ともなると常連さんも多くなり、会場係も必要ないようなアットホームな感じになってきました。

 

松竹梅(らんず)‥めくり屋らんずではなく、演者としてトンパツで登場。久しぶりのらんずさんの高座を待っている人がこんなにいるとは驚いた。明るいよく通る声と柔らかい口調でファンを魅了し、おめでたい噺で会場をホンワカな気分にさせていた。

 

手紙無筆(風太郎)‥待ってました!笑菱会の重鎮、風太郎さんの高座を楽しみにしている人は多い。軽妙な語り口としぐさ、洗練された間に引き込まれ、お客さんも思わず笑ってしまう。今では他人とも思えないというファンもいる。次回もお楽しみに。

 

粗忽長屋(さい生)‥野球拳の曲に乗って会長登場。今回は粗忽者の落語を披露とばかり、そそっかしさの決定版の粗忽長屋に挑戦。名人可楽のような雰囲気はいかにも玄人好み!お客さんも肩を震わせながら笑う。八っつぁん、熊さんの長屋噺は心地よい味わいがあります。

 

猿後家(三鶴)‥猿に顔が似た女将さん、これを取り巻く出入りの職人とのやり取りを面白おかしく三鶴ワールドで表現し、お客さんも今日一番の笑いで盛り上がった。本人は「噛んだ、噛んだ」とぼやいていたが、あれだけ喜んで頂けたら贅沢でしょ!

 

まめや(助々)‥いつものようにトイレ帰りのお客さんをまくらで迎えながら、噺に入る。売り声の調子が面白かったと笑ってもらってよかった、よかった。明るく元気な落語で会場を温めかぶりつき兼ひざの役目を務め、トリに繋いだ。

 

お直し(一丁)‥昭和の東京の寄席の匂いを漂わせながら廓(くるわ)噺(ばなし)で初の大主任(とり)。聞き心地の良い江戸弁で40分弱の大作をテンポよく喋りきった。廓の世界で落ちるまで落ちた男女の悲哀を表現した貴重な廓噺、かつて志ん生が芸術賞を受賞し「粋な文部大臣だ」と言ったことで有名。佐賀のお客さんもこんな噺を一丁ワールドでたっぷりと聴けてよかったでしょう。

 

今回はコロナ感染が少しずつ増える中、会場へのお客さんからの問い合わせも多かったとのこと。会場のスタッフさんも今では自分たちの落語会のように大事に思ってくださっていることに感謝、感謝です。

 

次回は25回目の節目となります。3月18日(土)の予定です。

第24回夢咲落語会のお知らせです。

第24回夢咲落語会

相変わらずのご無沙汰でございます。早いもので11月になり、紅葉の色が秋の深まりを教えてくれています。

さて、笑菱会の定期寄席、第24回夢咲落語会を11月26日(土)に開催させていただくことになり、案内申し上げます。今回は私を除いて、演者総入れ替えで名人芸の風太郎さん、座布団返しのらんずさん、お江戸からは一丁さんも登場、噺も長屋噺から廓噺までバラエティーに富んだ内容になっています。皆様のご来場を心よりお待ちしております。

第23回夢咲落語会 おかげさまで無事終わりました!

コロナが佐賀も収まらない中、今回の集客は100人を超えればいいかなと思っていましたが、笑菱会の人気も大したものです。地元スターの久々の登場とありまして、常連さんに加えてはじめての方も多く足を運んでいただきました。

その数、158名と驚く集客力でした。まさに命知らずのお客様(コラコラ!)

13:15の開場でしたが12:30頃からお客さんが入り始めまして、順調に準備を進め13:00には開場することができました。

らんずさんからのご案内、さい生会長挨拶を終えて予定通りに開演。

 

ぜんざい公社(銀馬)‥銀馬さんのとぼけ顔と登場人物が重なって、いつの間にか噺に引き込まれていく。お役所気質をユーモアたっぷりに演じて会場は笑いと和やかな笑顔に包まれました。

 

源平盛衰記 扇の的(牛〇)‥源平合戦の真相を神田伯山張りの語りで牛〇先生が名解説。要所要所で笑いをとりながら格調高い噺を展開。前回のがまの油の口上に続いて軍記物の噺、次回は釈台と張り扇で本格的な講談に挑戦か?

 

天狗裁き(さん酔)‥久しぶり登場のさん酔さん。これまでの路線とは違って滑稽噺にチャレンジ、駆け付けたさん酔ファンも大喜び。本人も原点回帰に手ごたえ十分のようでした。

 

阿武松(ぱん駄)‥今回お江戸から出張出演のぱん駄さん。久しぶりに高座に初めての方も、常連さんも、楽屋の仲間も大喜び。何を演っても「ぱん駄ワールド」、面白いこと間違いなし。本当にふしぎな(貴重な)存在です。

 

あくび指南(助々)‥あくびの落語とはなんだろう? 不思議に思った人、心配した人も少なくなかったが、本当にただあくびを連発するだけのシンプルなばかばかしい落語だった。顔芸シリーズが続きます。

 

禁酒番屋(粋夢)‥主任は地元の多くのファンを引き連れてきた粋夢さん。膝のリハビリ中とあって出番前にはおかかえの理学療法士さんに丁寧なマッサージを受けて高座に上がる。噺に入ればいつもの「粋夢ワールド」、大笑いする人、体を心配する人、噺を心配する人、いろんな人の思いをのせて無事オチまでいきました。達成感いっぱいの1日でした。

 

追い出し後も熱心にアンケートに答えて頂いている姿に感謝、感謝の1日でした。引き続きごひいきのほどを。

次回は11月26日(土)の予定です。

第23回夢咲落語会のお知らせ

ご無沙汰しております。

佐賀でもコロナがまだ流行っております。

夏の花火、江戸隅田川の花火はもともと疫病退散の目的で始まったそうです。同様に笑菱会の夢咲落語会も「笑いでコロナ撃退寄席」と称して開催したいところです。

時間はいつもと違う13:15会場、13:45開演となっております。皆様のお越しを楽しみにしております。

今回はこの6人が出演します。