第21回夢咲落語会 おかげさまで大盛況でした!
コロナが小休止の中でどれだけのお客さんが来てくれるのだろうか。ふたを開けてみると、なんと、前回以上の180人ほどのお客さんに早くから来ていただきました。(感謝!感謝!)
開演前の諸注意‥‥落語をするわけでもないのに、らんずさんのファンは喜んでいる。いつの間にか寄席の雰囲気になっている、この誘いはさすが。「次回はぜひ落語聞きたい」とリクエストも多かった。
「開口一番」‥‥大御所、風太郎さん。飄逸な語り口調で落語はしないのに、さすがの安定感で上手いと評判でした。おしまいに楽屋に下がる際には背番号17の仕込み芸に会場から笑いと喝采が起きていました。さすが!
「転失気」‥‥元気でひょうひょうとした小僧と和尚のキャラクターで楽しく聞かせました。古希を過ぎたとは思えない勢いのある力強い噺で会場が朗らかになりました。
「よかちょろ」‥‥高座に掛かることが珍しく、初めて聞く人が多かったようでした。流暢な江戸前の語り口で親バカと遊び上手な若旦那のやり取りを面白く聞かせました。
「蔵前駕籠」‥‥いつものように落ち着いて安心して聞ける、渋い静かな語り口で笑いを誘う。三鶴ファンにはたまらない。笑うところが少なかった? これはもともとそういう噺なのです。
「がまの油」+奴さん(踊り)‥‥活舌よく明るくパワフルな「がまの油」の口上は華があってプロみたいと評判でした。「奴さん」も披露。会場より「久しぶりにみれてうれしい、上手かった」と絶賛の声が数多くありました。
「うどんや」‥‥この時期にぴったりな噺。冬の夜の雰囲気やうどんやの心理の描出が絶妙、うどんを食べる仕草は名人芸。「今夜はうどんにしよう!」というコメントがいくつもありました。
「千早振る」‥‥お恐れながらと小三治師匠の得意ネタに挑戦!表情豊かすぎる顔芸とすっとぼけた芸風がよかった、面白かったと評判でした。
今回、アンケートの中に「久しぶりに来て笑って心が晴れました」というようなコメントがたくさんありました。そう言ってもらえるとこちらも嬉しくなり、また元気をいただくことができました。夢咲落語会で元気玉のやり取りができれば有難いですね。
次回は令和4年3月26日(土)、いつもと違って土曜日です。それでは、またのご来場をお待ちしております。 テケ・テンテンテン!