梅雨が明け、名古屋場所も終わり、いよいよオリムピックが始まりました。
沖縄の南では台風が勢力を増す中、佐賀では笑菱会の定例夢咲落語会が開催されます。
今回で20回目となります。あらためて考えると、まぁよく頑張っていると思いますね。
今回も常連さんに招待状でもあるハガキをお送りました。(今回もぴょん吉さん作です)
25日(日)は台風さんもコロナさんもゆっくり休んでてください。
3/28(日) メートプラザ佐賀において第19回夢咲落語会が開催されました。
このコロナ渦でどれくらいのお客さんが来て下さるだろうか、期待と不安の中、開場の13:00前から続々と常連さん達が来てくださいました。
体温チェック、手指消毒、緊急連絡先の記帳のコロナ対策もスムーズに流れ、開演時には150名ほどに。今回は、車椅子使用の方や小学生の姿もあり、有難い限りです❕
いつも通りの暖かい雰囲気が会場を包み込んで、開口一番の風太郎さんへ。
「一目上がり」‥‥風太郎さんの肩の力が抜けたいい感じがフラとなり、ベテランならではの飄逸な趣のある話芸に思わず笑いがおきて会場が和みます。
「鰻の幇間」‥‥物静かな語り口調から噺に入り、江戸前の軽妙な語りと仕草で演劇を見るような一丁ワールドで観客を惹きつけます。
「松山鏡」‥‥豊かな人生経験から自然とその個性がにじみ出てくる力の抜けたダジャレと落ち着いたほのぼのとした語りで楽しい落語になります。
「試し酒」‥‥テンポのよさと見事な飲みっぷりは、観ている人を惹きつけ思わず上手いと拍手が起きる。プロの噺家にも負けないとの賛辞あり。
「たけのこ」‥‥季節にあった噺をテンポとキレでいっきに話しきり、笑いとともにスッキリ感がでた落語はたいへん好評だった。
「初天神」‥‥待ってました!と声が掛かり、すでに粋夢ワールド。金坊とお父っつぁんの演技に会場全体が笑いの渦に巻き込まれる。ファンも多い。
久しぶりの落語会でしたが、154名もの多くのお客さんに来ていただき、各演者それぞれに個性があり、噺に味があり大変良かったと喜んでもらって、我々も大変嬉しかったです。次回7月25日に向けての活力になりました。